恋に落ちた悪魔






「…」

私は、からっぽだ。


この体と顔がなければ、私に近づくやつなんていない。なにもない。



どうせ、あの、古川君って子も私の体目当てだと思う。



だから、私は誰も信じない。
先生は心許したけど、信じてるわけじゃない。










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