スナオじゃないキミ.
なんやかんやで無事一日目終わり。
部活の先輩とか、知ってる人がたくさんいた。
カップル率が高すぎて、
なんか微笑ましい。
無事終わってよかった。
あっという間だったから、
たぶん5日間あっという間なんだろうなぁ。
「お疲れはるるん。」
「茜さんお疲れ様です。」
「また、あさって頑張ろうね!」
「はいっ。」
茜さん、健輔に似てるなぁ。
一緒にいれば、元気になる。
家に帰る地下鉄でも、
浴衣の人が多かった。
いいなぁ〜、と思いつつも
一回花火見たしいっか、と自分を励ます。
携帯を開くと、和くんからのメッセージがあった。
和くんにはバイトしてること言ってない。
言ってもいいかなぁ、と思ったけど
誘ってくれたのが健輔だからなんか言いにくい。
《和くん:明日何時に来る?》
《12時くらいにいきます!》
《和くん:じゃ、そのくらいに駅にいる。》
《はーい。》
和くんは、内緒にしたり、駅に迎えに来てくれたりと
大胆だったりこそこそしたりだから
よくわかんない。
和くんはほんとに、謎。