森田当麻の奇妙事件簿

「それが聞こえなかったんだよ。」

当麻がため息を吐きながら言った。

聞こえなかったって……。

「どう考えても、今のところが一番重要ですよね!?」

「俺に聞くな。なんなら、お前が予知夢みてもう一回聞いてこい。」

そんな無茶な……。

優衣は諦めのため息を吐いた。
< 156 / 319 >

この作品をシェア

pagetop