森田当麻の奇妙事件簿

手を出し、当麻たちにみせたのは

しおれたシロツメクサだった。

「シロツメクサ……!前の事件と同じ」

優衣が口元を覆った。

間違いない。これは、

「連続殺人……」

当麻はそう呟くと顎に手を当て、何かひらめいたのかきびすを返し、現場を去ろうとする。
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