森田当麻の奇妙事件簿

全く。どこまで自由なんだ!

優衣は当麻をにらもうと机をみたが、いつも寝ているはずの当麻がいない。

「あれ?社長は……」

「ああ。あそこ」

日向の目線の先には昨日優衣も通された応接室。

応接室には三十代前半の女性が不安げな様子で椅子に座っていた。

< 23 / 319 >

この作品をシェア

pagetop