森田当麻の奇妙事件簿

「おいっ!大変だ」

皆藤が額に汗を浮かべ、乗り込んできた。 
「どうしました?」

「警視庁に匿名の連絡が入ってきたらしい。」

「なんて?」

「女の声で私が犯人です、と。」

「いたずらじゃないんですか?」
当麻が冷静に言い返した。

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