恋が、生まれました。*短篇集*
ココロに恋を。*4)
冷めてしまったミルクティーみたいに、恋って冷めてしまえば、不味くなるのかもしれない。
「(あれ、もう帰るのか?)」
デートの帰り、のんびりと温かい飲みものを飲もうと、俺と花音は俺のマンションに戻って来ていた。
カップに入ったホットカプチーノを一緒に飲み干す。
久しぶりのデートだし、もっと俺は一緒にいたかったんだけど・・・・・・。
もう帰るのかよ?
俺を見て、コクンと頷き掛けてあったコートに腕を通し始めてしまった。
「(なぁ、最近冷たくないか?)」
男としてこのセリフはどうかと思うが、中学の頃からずっと一緒に生きていたから、恥ずかしいとかゆう感情があまりない。
中学から成人した今の今まで、ずっとずっと大事にしてきた彼女の花音。
色々な経験を積んで大人になりきれたかは、分からないが、俺はこれからも花音と大人になっていくつもり。
なのだけど・・・・・
「(そんなことないよ?)」
指先から伝わる花音との会話。俺をちらっと見たかと思うと、ニコっと薄ら笑いバッグを肩に掛けて玄関に向かってしまう花音。
「(あれ、もう帰るのか?)」
デートの帰り、のんびりと温かい飲みものを飲もうと、俺と花音は俺のマンションに戻って来ていた。
カップに入ったホットカプチーノを一緒に飲み干す。
久しぶりのデートだし、もっと俺は一緒にいたかったんだけど・・・・・・。
もう帰るのかよ?
俺を見て、コクンと頷き掛けてあったコートに腕を通し始めてしまった。
「(なぁ、最近冷たくないか?)」
男としてこのセリフはどうかと思うが、中学の頃からずっと一緒に生きていたから、恥ずかしいとかゆう感情があまりない。
中学から成人した今の今まで、ずっとずっと大事にしてきた彼女の花音。
色々な経験を積んで大人になりきれたかは、分からないが、俺はこれからも花音と大人になっていくつもり。
なのだけど・・・・・
「(そんなことないよ?)」
指先から伝わる花音との会話。俺をちらっと見たかと思うと、ニコっと薄ら笑いバッグを肩に掛けて玄関に向かってしまう花音。