狼少年と黒猫さん




すると、一気に皆の視線が黒猫に集まった。



それに、舌打ちしてる黒猫。

「はあ…。」


ため息をしている。



それに、お構いなしに自己紹介する白兎さん。



うん…多分、白兎さんは自己中心的な人間なのかもしれない。




「黒野さんは、大神の後ろの席に座ってくれ」


はぁーい、と適当な返事をしてぼくの後ろに来る。





それと、少し離れた前の方の席から物凄い、殺気。

黒猫の…方からだな。




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