狼少年と黒猫さん
「おっじゃましまぁーす…。」
ウサギとは、違うようなテンションの高さ。
「ん?…ねぇ、大神さんどーしたの?」
ハイテンションと、声の高さを不思議に思っただろう、黒猫が歩いてくる。
足音が、近づく。
「あーー!!!!音乃子ちゃん!!!!!」
黒猫が、顔を出したと同時に騒ぐ奈都さん。
「へっ!?ちょッ…まっ!なんっ…へ!!?」
意味不明な言動をする、黒猫。
僕の貸したお古の、パジャマがふわっとなる。
「なっ…奈都。」
そして、
直ぐつものてんテンションに戻る。