狼少年と黒猫さん



「おっじゃましまぁーす…。」



ウサギとは、違うようなテンションの高さ。


「ん?…ねぇ、大神さんどーしたの?」



ハイテンションと、声の高さを不思議に思っただろう、黒猫が歩いてくる。





足音が、近づく。

「あーー!!!!音乃子ちゃん!!!!!」


黒猫が、顔を出したと同時に騒ぐ奈都さん。




「へっ!?ちょッ…まっ!なんっ…へ!!?」




意味不明な言動をする、黒猫。


僕の貸したお古の、パジャマがふわっとなる。





「なっ…奈都。」

そして、


直ぐつものてんテンションに戻る。




< 63 / 114 >

この作品をシェア

pagetop