Le Petit PrincesseII
「じゃあ外に干してあったのって…」


「そう!紅茶の茶葉なの!今の時期はあれを取り込んで袋に詰めるのが忙しいのよね。」


「だからエドガー君…ちょっと手伝ってくれない?」


クリスティーナの母はにっこり笑いながら言った。


「…あ、はい。」


エドガーが家に招かれた大きな理由はこれだったのだろうか。


エドガーが答えると、二人は嬉しそうに目を輝かせた。
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