Le Petit PrincesseII
陽も傾き始めた頃、エドガーは最後の茶葉を取り込んだ。


「これで最後だ!」


エドガーは嬉しそうに言った。


「あらお疲れ様!ごめんねエドガー君、手伝わせちゃって!」


「あ、いえ!」


「エドガー、よかったら家で食べて行かない?」


「え、でも…」


エドガーがクリスティーナの母の方を見た。


「いいのよいいのよ!今日手伝ってもらったお礼として!」


クリスティーナの母はそう言ってエドガーを椅子に座らせた。
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