Le Petit PrincesseII
赤い髪の人魚姫
転校生
二人は校長室に案内されていた。
「お話はルドルフ様から伺っておりますよ。フランク様、フローラ様。」
「は、はい。…あの、名前…」
「心配はいりません。二人の身分を誰からも気付かれないような魔法を今から掛けますので。」
「え?そんな事って…」
「えぇ、可能なのです。そもそも、二人の身分は面影で分かってしまうものなのです。その面影を魔法で消せば、生徒も先生ですらも気付く事はありません。」
そう言って校長は二人の前に手をかざすと、目を閉じた。
すると、二人の身体からはキラキラしたものが漂いながら抜けていくのが分かった。
そのキラキラしたものは校長の手の中に収まっていた。
「…これで大丈夫でしょう。さぁ、あなたの名前は?」
「ステファニー・ローズです。」
「エリック・ディュマです。」
「これで安心ですね。二人とも、そろそろ時間ですよ?」
校長はそう言うと、次は扉を魔法で出した。
「今、この魔法学校は1学年1クラスしかありません。二人は一年生ですよ。」
そう言って校長は扉を開けた。
「お話はルドルフ様から伺っておりますよ。フランク様、フローラ様。」
「は、はい。…あの、名前…」
「心配はいりません。二人の身分を誰からも気付かれないような魔法を今から掛けますので。」
「え?そんな事って…」
「えぇ、可能なのです。そもそも、二人の身分は面影で分かってしまうものなのです。その面影を魔法で消せば、生徒も先生ですらも気付く事はありません。」
そう言って校長は二人の前に手をかざすと、目を閉じた。
すると、二人の身体からはキラキラしたものが漂いながら抜けていくのが分かった。
そのキラキラしたものは校長の手の中に収まっていた。
「…これで大丈夫でしょう。さぁ、あなたの名前は?」
「ステファニー・ローズです。」
「エリック・ディュマです。」
「これで安心ですね。二人とも、そろそろ時間ですよ?」
校長はそう言うと、次は扉を魔法で出した。
「今、この魔法学校は1学年1クラスしかありません。二人は一年生ですよ。」
そう言って校長は扉を開けた。