Le Petit PrincesseII
二人が中に入ると、入り口の真正面にカウンターのようなものがあり、そこに管理人らしき人が立っていた。




「ルドルフ様からお話は伺っております。エリック様、ステファニー様。私が管理人のラルフです。」


「よろしくお願いします、ラルフさん!」


「ラルフさんよろしくー!」


「よろしくお願いします。それと、周りの生徒に気づかれないよう、敬語は使わないようにと言われましたので、そうさせていただきますね。」


「あ、はい。」


「何でもいいのにー。」


「それじゃあ、今から二人の部屋を案内する。」


「はい。」




二人はラルフについていくと、エレベーターに乗った。
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