Le Petit PrincesseII
「…あの二人遅いなぁ。」
ブライアンがため息をつくと、、執事は慌てて言った。
「すみません、11時には戻って来るようにお願いしたのですが…」
「どこにもいなかったのか…?」
「…えぇ。」
「ブライアン、そろそろ出発したほうがいいんじゃないか?二人を待っていると式全体が遅れてしまう…。」
「…分かりました。」
そう言ってブライアンは船の運転手に指示を出しに向かった。