Le Petit PrincesseII
二人がアリティア王国に帰った頃、もう陽は傾いていた。


「…ねぇ、ヴァレンティーヌはあの魔女の宝箱に入れられたのよね?」


「…うん。」


「ならあそこから助け出す方法が何かあるんじゃないかしら?」


「おじさんのところに行ってみたら何かわかるよね!」


そうして二人はおじさんの元に向かった。
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