ペット〜僕の歪んだ恋愛、友情〜
二年前に知り合ったんだから、僕が16歳で楓が24歳の時だった。

知り合ったのは、楓が僕のお客さんだった。

ナマエを聞いたのは、一仕事した後だった。



「ねぇ、天君だったけ?今回だけで、これだけアゲルワ。」
と言って二十万を僕の手に握らせた。
「いいよ。こんなに。だったら、楓さんの好きな時に呼んで。また、来るよ。」
僕は、そう言った。
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