ペット〜僕の歪んだ恋愛、友情〜
また、昨日の映像が頭を駆け巡った。気付くと由季の手を押さえ付けて、キスをしていた。
由季の口に夢中で舌を・・・。
熱い舌。体温が、うつってくるように感じた。ゆっくりゆっくり舌をあわせてた。時間が、止まっていると感じてしまいそうなぐらいになっていた。
「さっきより少し上手くなったね。・・・天。」
少しだけ頬を赤らめながら、彼女は言っていた。
「ねぇ、天の好きなようにしていいから・・・ね。」
「うん。分かった。」
僕は、ただただ夢中で彼女を腕のなかで愛した。
熱く熱くただ・・・・・・。






気がつくと僕は、彼女の腕の中で寝ていた。
肌と肌が触れ合うこと自体初めてで、こんなに愛し合ったこともなかった。
愛を感じた。
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