ペット〜僕の歪んだ恋愛、友情〜
そう、この時・・・愛のカタチがなんなのか、自分なりの答えを見つけられた。 初めて、他人から愛をもらって感じられた。



「天、起きてたの?」
と言って、由季が起きて来た。眠そうな感じで、目を擦りながら・・。
体をシーツで隠して起き上がり、窓に立っていた僕の背中に寄り添った。
「寒いね。」
僕は、何も言わなかった。 「天の背中・・・冷たいよ。でも、気持ちいい。」彼女の顔が、僕の背中にあたっているが分かる。
僕の身長は、歳のわりに高い。由季は、小柄な女性だった。20くらい身長差があると思う。

「天・・・名前に 似合うくらい身長高いね。でも〜細すぎだよっ!もっと〜筋肉つけないと〜モテないよ。」
「うん。僕は、こんなに大きくなりたくなかったよ。」
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