(編集中)



ゲーセンに着くと、そこにはもう既にあいつらがいて、
店員と揉めてる最中だった。


「...っ!
 まだ終わらないんですか?!」

「も、申し訳ありませんっ
 今終わりますっ!」


店員お疲れ様です、
なんて思いながら笑いを堪えるのに必死な僕。


「終わりました!」


店員の声が響き、どよめく観衆。


「システム調査の結果、
 異常はありません!」


だろうな。
だって僕がやったもん。

驚愕、落胆…
様々な感情が渦巻き始める。
生々しくて最高。


「う…そだ…ろ…ッ…!
 嘘だ嘘だ嘘だ──ッ!」


大粒の涙を流すのは1人の男。
さっき店員に詰め寄ってた奴だ。
…みっともない。大の男の癖に。


____まぁ、

とっても良い退屈たのぎにはなったよ。


"お疲れさま"


声には出さずにそう告げてその場を去ろうとした。


した、はずなのに...

突然、視界に赤が映った。

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