【完】強引に、キス- 年下騎士 -


ザッ


「正直さ……俺、幸司の想いは長年一緒にいたからってゆうのだと思ってた」


「……は?」


歩きながら、空を見て話す悠生。


「でも、本気……なんだよな」


「ああ」


途中のベンチに2人で腰掛けた。


「じゃあ俺が言えることは、人を好きでい続けるのに期限はない。片想いでいる事は悪い事じゃねえって事!」



また、あの歯を出した笑顔で自信満々に言う。


「姉さんの事好きならトコトン好きでいたらいーじゃん!んで、姉さんの事守るのはやめなくていーじゃん!」


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