【完】強引に、キス- 年下騎士 -
「音亜、んじゃそろそろ寝るか」
「そだねっ」
ふと、あの封筒の事が頭によぎった
「…」
もし、ここがなくなったら…音亜とも離れ離れなんかな…
「ん?」
無邪気に頭を傾げる音亜に、意地悪く口角をあげた
「腹出してねんなよ?もし出してたら夜這いするから」
「ッッ!?」
ビックリして枕をほり投げてくる音亜
枕をキャッチしてベッドに投げ返すと、俺は笑って部屋を出た。
たとえ、最悪ここがなくなっても俺は音亜から絶対離れねえ
部屋に戻って布団に入った