【完】強引に、キス- 年下騎士 -



「ありがとう…」


「俺は音亜の見方だからな。また話聞くよ…」



「どこ行くのっ?」


部屋を出る俺に音亜が声をかけた


「部屋だよ!なんだ、まだ一緒にいたいか?」

わざとおどけて話すと、顔を真っ赤に染めた音亜

「なっ…ちがっ」


「なんならまたチューしてやる」


「バカっ」


また枕をほり投げて俺を追い出した



おれは何も出来ねえけど、そんな俺が音亜を守るために出来ること、それは一つしかなかった

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