【完】強引に、キス- 年下騎士 -


「…もぉ、2人とも仲良くしてよね」


櫂堂が部屋から出ると、音亜は少しだけ怒った様な顔で鏡に向かって髪型を整える


「それじゃあ、行きますか。新婦様」


準備を整った音亜に向かって肘を出すと、笑顔で腕を絡ませた


「エスコート、宜しくお願いしますっ」


音亜が希望してくれたおかげで、バージンロードのエスコートは御蔭さんじゃなく俺になった


俺は音亜のペースにあわせて式場まで歩く


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