【完】強引に、キス- 年下騎士 -


「ちょっ、悠生!何してんのよ!」

「えっ?!オレ?!」

「幸司くん大丈夫ー?」

俺の周りに集まる女子が、俺の顔をみて悠生を攻める。


ドサッ

椅子に座り、再び机に伏せた。


「幸司くん?!ちょっと悠生!最低っ」

「ちょ、幸司っ誤解だよな?!なんとかいってくれよー」

「うるさい!謝りなさい!」

まわりでギャーギャーいう連中の言葉はいっさい耳に入らず、俺の頭は音亜でいっぱいだった。

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