【完】強引に、キス- 年下騎士 -


放課後、いつも音亜が帰ってくる時間にあわせて俺も帰る。


玄関でいかにも偶然のように顔を合わせて一緒に中に入るのが日常だった。



なのに


「あれ」


音亜は必ず5時45分頃にはここを通る。


なのに、今日は6時になっても現れない。


「先に帰ったのか…?」


そう思い俺は施設に帰る。

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