【完】強引に、キス- 年下騎士 -

 
結局ここ最近、音亜が帰ってくるのは7時前になった。


「幸司、ただいまっ、部屋入ってい?」


ベッドの上で漫画を読んでると、音亜が部屋に来て声をかけてきた。


「ああ、いいよ」

漫画を閉じて起きあがると、俺の横に腰掛ける。




「ねぇ、幸司って彼女いないんだっけ」

「うん、いないよ」

「じゃあさ…好きな人は?」


突然の質問に戸惑う俺。

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