【完】強引に、キス- 年下騎士 -


「キャッ」


音亜が驚いた時、俺の頭に子供達によって何かつけられた。


そして電気がつくと、食卓にはクリスマス仕様のホールケーキと俺と音亜の頭にはサンタ帽子とトナカイのカチューシャがつけられていた。


「「音亜ちゃん、幸司くん、いつもありがとーっ」」

 
子供達みんなの笑顔が俺達に向く、

「うそ…嬉しいっ」

音亜が涙ぐんだ。クリスマスなのに、感謝されてる俺ら、なんか妙に嬉しくて俺も思わず顔が緩む。


「ケーキ食べよっか」
「これね、皆でつくったんだよ!」
「俺これやったー」
「私これー」


光子さんがケーキを取り分け、皆がどこをやったのか説明してくれる

「ありがとうな」

ケーキを食べて、クリスマスパーティーお開きになった。
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