【完】強引に、キス- 年下騎士 -


「どうしたの?」

音亜が不思議そうな顔をする

「音亜、目瞑って」

「えー、何?」

「いーから」

渋々目を瞑る音亜の手を取って、プレゼントで用意したネックレスを渡す

「なに?」

「目、開けていーよ」

許可を出すと、ゆっくり目を開けて手の上にある箱を見た。

「えっ、もしかして」

「俺から音亜に」

「そんな、悪いよっっ」

「いーから、開けて?」

音亜は言われたまま、ラッピングリボンを外して箱を開けて中身を確認した。

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