【完】強引に、キス- 年下騎士 -


扉を背に座り込んだ


「音亜、俺ずっとここにいるから」


「だめだよ…私なら大丈夫、だから…」

「ダメ、光子さんから飯も預かってるし、音亜が扉を開けて俺に顔見せるまで動かない」


「…」


音亜が黙り込んで5分くらいしたら、鍵の開く音がした。


ガチャ


「!!」

慌てて立ち上がって扉に向くと、ゆっくりと扉が開く


「……こ、これで良い?もう、早くそこからどい」

ガッ

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