【完】強引に、キス- 年下騎士 -


しばらく泣き続けた音亜


段々と落ち着きを取り戻したのか、息も荒くなく安定してきている。


「音亜、疲れただろ…?ゆっくり休め」
 

「……うん」


ベッドに寝かせて布団を着させると、音亜が腕の裾を引っ張った


「大丈夫、お前が寝るまで居てやるから」


再びベッドに腰掛けて音亜の頭を撫でる


「ごめんね…ありがとう」


そう言ってゆっくり目をつむる音亜。相当泣き疲れたんだろうな……、10分ほどで眠りについた。



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