【完】強引に、キス- 年下騎士 -


音亜が友達を迎えに行って数十分


「ただいまーっ」

「お邪魔します」


帰ってきた。

俺は二階の自分の部屋で読んでいた雑誌を閉じて、一階に降りる


「つくろっか」


音亜は今まで友達とか連れてきた事無かったから、友達といる普段の顔、こんななんだって初めて知った



最近元気がなかったから、音亜があんだけ笑顔で楽しそうにするのは本当に嬉しかった。


その反面、一生懸命作る姿見てたら、また段々イライラしてきた。


なんであんな楽しそうにするんだよ…。


しばらくすると、他の子達が音亜と友達の所に集まりだして、皆でチョコ作りを始めた。


皆顔にチョコやデコレーションのパウダーをつけながら、楽しそうな笑顔で作ってる。


俺はそれをそっと隅から見守っていた。

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