青恋〜君と見た空〜


「あ、一緒に帰らない?」


「ごめん、今は一人になりたいんだ。」


私はそのまま図書室をでた。


今は誰とも話したくなかった。


本当はもうちょっと図書室で頭を冷やしたかったけど、


桜井くんが来たんじゃ、しょうがない。

私は自分の手首を見つめながら歩いた。



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