裏道万屋の事情
「じゃー最後に今年のイベント発表!!今年はみんなに俺等の人気投票をしてもらおうと思うんだ!!海の家最終日までが投票期間だからそれまでにみんな投票してくれなっ!!」
「みんなの投票待っているよっ!!」
「そんじゃこの後、海の家開店するぜっ!!みんな絶対来てくれよな!!!!」
『あぁっ…緊張した…。』
トークもやっと終わり、今は開店前の最終チェック中。
働くのはこれからなのに何だかもう疲れてしまった。
あたし体力無くなったのかな…。
確かに前よりちょっとだけトレーニングサボってるけどさっ。
だって折角両親居ないからね!!!!
「お前でも緊張なんかすんだな。意外意外。」
『輝さん意外って何ですか、意外って!!あたしだって緊張くらいしますから。』
「そうかいそうかい!!ナオは緊張しているのかい!!良いことを教えてあげようじゃないかっ。手のひらに『人』という字を三回書いて飲むと緊張しないのだよ??ほらほら僕に感謝をしつつ実践したまえっ。」
「…海の底に沈みます??」
「何だい反抗期かい??折角この僕がとっておきの裏技を教えてあげたというのに!!全く以て無礼な子だねっ!!!!」
……………………………。
突っ込みどころが多過ぎて突っ込む気が失せる…。
わざとか………??
芸人殺しかっ!!!!こいつは芸人殺しなのかっ!!??
敢えて一つ突っ込むならば、誰もが知っている誰かが前に考えたおまじないをあたかも自分が発明したかのように発言する方が果てしなく無礼だと思う―――
「なぁ菜子。」
『何、嵐??』
「海の家ってどうやって行くの。亀??」
『………………………。』
はいはーい。
先生っ。
ここにこの年で龍宮城に行こうとしてる人がいまーす。
「みんなの投票待っているよっ!!」
「そんじゃこの後、海の家開店するぜっ!!みんな絶対来てくれよな!!!!」
『あぁっ…緊張した…。』
トークもやっと終わり、今は開店前の最終チェック中。
働くのはこれからなのに何だかもう疲れてしまった。
あたし体力無くなったのかな…。
確かに前よりちょっとだけトレーニングサボってるけどさっ。
だって折角両親居ないからね!!!!
「お前でも緊張なんかすんだな。意外意外。」
『輝さん意外って何ですか、意外って!!あたしだって緊張くらいしますから。』
「そうかいそうかい!!ナオは緊張しているのかい!!良いことを教えてあげようじゃないかっ。手のひらに『人』という字を三回書いて飲むと緊張しないのだよ??ほらほら僕に感謝をしつつ実践したまえっ。」
「…海の底に沈みます??」
「何だい反抗期かい??折角この僕がとっておきの裏技を教えてあげたというのに!!全く以て無礼な子だねっ!!!!」
……………………………。
突っ込みどころが多過ぎて突っ込む気が失せる…。
わざとか………??
芸人殺しかっ!!!!こいつは芸人殺しなのかっ!!??
敢えて一つ突っ込むならば、誰もが知っている誰かが前に考えたおまじないをあたかも自分が発明したかのように発言する方が果てしなく無礼だと思う―――
「なぁ菜子。」
『何、嵐??』
「海の家ってどうやって行くの。亀??」
『………………………。』
はいはーい。
先生っ。
ここにこの年で龍宮城に行こうとしてる人がいまーす。