裏道万屋の事情

『ねぇ嵐。明日今日のお昼に会ったあたしの友達と四人で遊ぼうよ!!』

「うん。」

『10時に海の家集合だからっ。じゃぁあたしもう寝るね。今日は何か疲れた。』


あたしは布団に潜り込んだ。



『おやすみー。』



そう言ったあたしが眠りの世界へ足を踏み入れようとしたその時、



「なぁ菜子。」

『ふぇ??』



入れかけた足を嵐によって引き戻された。

何だよ〜…??
あたしは眠いんだっての!!



「お昼の友達って学校の友達??」

『そうだけど…??』



そんな事今あたしの睡眠妨害をしてまで聞くこととちゃいますやんっ!!!!



「…あの男の人も??仲良さそうだった。」

『へ??諒の事??』

「『小さい頃から』って言ってた。」


『あぁ…。』



よく覚えてんなぁ〜。


ってか……

嵐が他人に興味持つなんてめったに無いって輝さんがいつだか言ってた気がするけど…これって、大分気にしてるよね??