裏道万屋の事情
『いやだから…何でサイズとか分かるんですか??』
「全く以て無味乾燥な質問だね、ナオ!!そんなの計ったからに決まってるだろう??」
『まぁそーですよね。…じゃなくて!!計ったぁ?!いつっ!!どこでっ!!』
「そんなの昨晩寝静まった後しかないだろう??ナオはまだまだ判断力が足りないね!!学生はもっと勉強して思考力を養いたまえっ。」
今何つったこいつ何つった??
昨晩寝静まった後?!
『何やってんだぁあんたぁ!!!!不法侵入とセクシャルハラスメントで訴えてやるっ!!!!』
「はっはっは、案ずる事はないさ、ナオ!!ナオの胸がぺったんこな事は僕とナオの永遠の秘め事さっ!!」
『言ってる言ってる!!今正に人の前で秘密暴露しちゃってるからねぇぇ!!??ってか気色悪い言い方すんなゴルァ!!!!!!』
誰かこの変態の暴走を止めて下さい………。
「良いじゃん、菜子。」
『何がっ!!どこがっ!!何でっ!!』
「俺、見たい。」
「は??!!」
まさかの嵐の変態疑惑浮上かっ???!!!
「菜子には何でも似合うよ。」
『っ………。』
何故か嵐のその一言で、あたしのはらわたが煮え繰り返る程の怒りのボルテージは徐々に下がっていった。
「何も最初からビキニで行けとは言ってないだろう??それは持っていくのだよ。で、これを着ていきたまえっ!!」
今度ヨリさんがあたしの目の前に広げたのは、控えめに少しフリルをあしらった白の涼しげなワンピース。
可愛い………けど。
『あたしこんな女の子女の子した服着た事無いんだけど……。』
あたしは基本ラフな格好を好む。TシャツにGパンとかショーパンとか、動きやすいのが良い。
「だったら尚更着るべきだね!!そして着替えたらユウの部屋へ行きたまえ。さぁ、じゃぁアラシは僕の部屋へ来るんだ!!」
「うん。」
そう言って二人は部屋を出て行った。
……………………………。
え??何??
これは着なきゃいけない状況…??
あたしは気が進まないながらもワンピースに身を包んだ。
「全く以て無味乾燥な質問だね、ナオ!!そんなの計ったからに決まってるだろう??」
『まぁそーですよね。…じゃなくて!!計ったぁ?!いつっ!!どこでっ!!』
「そんなの昨晩寝静まった後しかないだろう??ナオはまだまだ判断力が足りないね!!学生はもっと勉強して思考力を養いたまえっ。」
今何つったこいつ何つった??
昨晩寝静まった後?!
『何やってんだぁあんたぁ!!!!不法侵入とセクシャルハラスメントで訴えてやるっ!!!!』
「はっはっは、案ずる事はないさ、ナオ!!ナオの胸がぺったんこな事は僕とナオの永遠の秘め事さっ!!」
『言ってる言ってる!!今正に人の前で秘密暴露しちゃってるからねぇぇ!!??ってか気色悪い言い方すんなゴルァ!!!!!!』
誰かこの変態の暴走を止めて下さい………。
「良いじゃん、菜子。」
『何がっ!!どこがっ!!何でっ!!』
「俺、見たい。」
「は??!!」
まさかの嵐の変態疑惑浮上かっ???!!!
「菜子には何でも似合うよ。」
『っ………。』
何故か嵐のその一言で、あたしのはらわたが煮え繰り返る程の怒りのボルテージは徐々に下がっていった。
「何も最初からビキニで行けとは言ってないだろう??それは持っていくのだよ。で、これを着ていきたまえっ!!」
今度ヨリさんがあたしの目の前に広げたのは、控えめに少しフリルをあしらった白の涼しげなワンピース。
可愛い………けど。
『あたしこんな女の子女の子した服着た事無いんだけど……。』
あたしは基本ラフな格好を好む。TシャツにGパンとかショーパンとか、動きやすいのが良い。
「だったら尚更着るべきだね!!そして着替えたらユウの部屋へ行きたまえ。さぁ、じゃぁアラシは僕の部屋へ来るんだ!!」
「うん。」
そう言って二人は部屋を出て行った。
……………………………。
え??何??
これは着なきゃいけない状況…??
あたしは気が進まないながらもワンピースに身を包んだ。