裏道万屋の事情
「それではこれより一夏の思い出、花火大会を開催しようじゃないかっ。」
「大会って程大それたもんでもねぇだろ。」
「案ずることはないさ、テル!!何せ僕が参加するのだから、小規模でも無条件に大会へと変貌してしまうのさっ!!」
「どんな理屈だっ!!!!」
全く、おめでたい人だ…。
最初は打ち上げ花火から始めた。
『やっぱこれこれ〜!!』
「菜子は本当打ち上げ花火好きだね!!去年の花火大会はしゃいでたし。」
「…ガキんちょ。」
「諒うっさい!!花火と一緒に打ち上げるぞゴルァ!!!!」
告られたというのに、諒とは相変わらず変わらない。
ってか、諒が普通に接してくれるおかげであたしも普通で居られた。
諒のこういうとこには本当助けられるなぁ…。
「…『人には決して向けないで下さい』…。」
『「「??」」』
あたしと樹里と諒はその声の主、嵐を見る。
すると、おもむろに嵐がロケット花火を輝さんに向けた。(※危険ですので絶対に真似しないで下さい)
って、ぇえええっ???!!!
それに気付いた輝さんは
Σ(゜A ゜; ←こんな顔だった。
「……嵐くん??何故こちらにそれを向けているのかな??」
「どうなるかなと思って…。大丈夫。輝さんなら全部避け切れるって俺信じてる。」
「そんなとこ信じられてもぉぉっ??!!!!大丈夫じゃねぇから!!しかもそんな出来心で犯罪犯そうとするんじゃありませんっ!!!!元の位置に今すぐ戻しなさいっ!!!!」
嵐の気持ち分かる気がするぞ??
だってダメって言われたら逆にやりたくなんねっ??!!
人間の心理的に!!!!
「えー。」
「『えー』じゃねぇよっ!!!!お前誰かに似てきてねぇか??!!」
バチッ
どー見ても睨みを利かした顔の輝さんとおもくそ目が合った気がした瞬間、あたしは体ごと180゚回転。
いやいやいやっ!!!!!!
何も見てないぞあたしは??!!!!
気のせい気のせいっ!!
だってあたしガチで何もしてませんからぁぁ!!
「大会って程大それたもんでもねぇだろ。」
「案ずることはないさ、テル!!何せ僕が参加するのだから、小規模でも無条件に大会へと変貌してしまうのさっ!!」
「どんな理屈だっ!!!!」
全く、おめでたい人だ…。
最初は打ち上げ花火から始めた。
『やっぱこれこれ〜!!』
「菜子は本当打ち上げ花火好きだね!!去年の花火大会はしゃいでたし。」
「…ガキんちょ。」
「諒うっさい!!花火と一緒に打ち上げるぞゴルァ!!!!」
告られたというのに、諒とは相変わらず変わらない。
ってか、諒が普通に接してくれるおかげであたしも普通で居られた。
諒のこういうとこには本当助けられるなぁ…。
「…『人には決して向けないで下さい』…。」
『「「??」」』
あたしと樹里と諒はその声の主、嵐を見る。
すると、おもむろに嵐がロケット花火を輝さんに向けた。(※危険ですので絶対に真似しないで下さい)
って、ぇえええっ???!!!
それに気付いた輝さんは
Σ(゜A ゜; ←こんな顔だった。
「……嵐くん??何故こちらにそれを向けているのかな??」
「どうなるかなと思って…。大丈夫。輝さんなら全部避け切れるって俺信じてる。」
「そんなとこ信じられてもぉぉっ??!!!!大丈夫じゃねぇから!!しかもそんな出来心で犯罪犯そうとするんじゃありませんっ!!!!元の位置に今すぐ戻しなさいっ!!!!」
嵐の気持ち分かる気がするぞ??
だってダメって言われたら逆にやりたくなんねっ??!!
人間の心理的に!!!!
「えー。」
「『えー』じゃねぇよっ!!!!お前誰かに似てきてねぇか??!!」
バチッ
どー見ても睨みを利かした顔の輝さんとおもくそ目が合った気がした瞬間、あたしは体ごと180゚回転。
いやいやいやっ!!!!!!
何も見てないぞあたしは??!!!!
気のせい気のせいっ!!
だってあたしガチで何もしてませんからぁぁ!!