裏道万屋の事情
『嵐平気?!怪我はっ??!!』
嵐は驚いた表情(あたしから見れば)でこっちを見た。
「……平気。………菜子??」
『そうあたし菜子!!』
「…………何でここに??」
『そんなの後を付けてきたからに決まっ……』
そこまで言いかけてはっとして、今のあたしの状況を思い出した。
しまったぁぁぁ!!!!!!
自分から尾行バラしちゃったよっ!!!!
えっどーすんのこれどーすりゃいいんですか。
ちらっと後ろを確認すると、輝さんと弘さんの姿は無い。
多分まだ扉の裏に隠れているんだろう。
み、見捨てやがったぁぁ!!
薄情者ぉぉぉっ!!!!!!
「…………尾行してたの??」
嵐のその問い掛けに現実に引き戻され、嫌な汗が流れる。
ここはどーすべき…??!!
ごまかす??
開き直る??
どーしたらいいか全く分からん…!!
──と、そのとき、
「………誰??あんた。」
会話の滞っていたあたし達にナイスなタイミングで声が掛けられた。
──と言うか、あたしかっ?!
嵐は驚いた表情(あたしから見れば)でこっちを見た。
「……平気。………菜子??」
『そうあたし菜子!!』
「…………何でここに??」
『そんなの後を付けてきたからに決まっ……』
そこまで言いかけてはっとして、今のあたしの状況を思い出した。
しまったぁぁぁ!!!!!!
自分から尾行バラしちゃったよっ!!!!
えっどーすんのこれどーすりゃいいんですか。
ちらっと後ろを確認すると、輝さんと弘さんの姿は無い。
多分まだ扉の裏に隠れているんだろう。
み、見捨てやがったぁぁ!!
薄情者ぉぉぉっ!!!!!!
「…………尾行してたの??」
嵐のその問い掛けに現実に引き戻され、嫌な汗が流れる。
ここはどーすべき…??!!
ごまかす??
開き直る??
どーしたらいいか全く分からん…!!
──と、そのとき、
「………誰??あんた。」
会話の滞っていたあたし達にナイスなタイミングで声が掛けられた。
──と言うか、あたしかっ?!