裏道万屋の事情
「………あのっ!!」



樹里が輝さんの方へ向く。


「………ん??」



何言うつもりぃぃ??!!



「あの、浴衣…どうですか…??」



す、ストレート!!!!

これはさすがの輝さんも逃げ道無いっしょ!!!!!!


























「まぁ………良いんじゃねぇか??それより、早く中まわんねぇと終わっちまうぞ。」

「そうだねー。じゃあ行こうか。」



とりあえずあたし達は露店をまわることにした。





あれれ??

樹里ちょん顔赤い??!!



「樹里の顔色真っ赤でトマトみたいだよ??熱あるんじゃない?!あ、それともさっきの――」

「うっさいよ!!!!」



うわお〜

樹里ちょんってばいつになく乙女じゃーん!!!!





相手が輝さんっていうのが若干…いやかな〜り腑に落ちないけども………





あ、でもいつもの輝さんを知れば樹里の熱冷めるんじゃね…??!!


そうすればあたしへの被害は事前に防げる………??
































……………………………………。





































ここはやっぱ友達として一肌脱ぐべきだよね、うん!!!!
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