裏道万屋の事情
「おっ、そこの兄ちゃんとお嬢ちゃんカップルかい??お似合いだねぇ。どうだい、うちのくじ引きやってくかい??」



くじ引きのお店の前に行くとお店のおじさんに言われた。



『いや、カップルではない――』

「はい。あ、一回ずつやります。商売上手ですねーおじさん。」

「がははははは!!そうかい??気に入ったよ君。サービスで二回ずつにおまけするよ。」

「ありがとうございます。」



ぇえ??!!

弘さん何でカップル否定しないのさ?!

何かおじさん誤解したままなんですけどー???!!!





あ、でも何かおまけしてもらえてラッキー!!!!!!



『よっしゃ!!絶対クマ之助当てたる!!』

「お嬢ちゃんクマ之助好きなのかい??うちの小5の坊主もなんだよ。まぁ頑張って当てていきな。」

『あたぼうよ!!!!』



そしてあたしと弘さんはくじを引き、それを開いた。





『………8と47!!』

「えーっと…19と62。」






















果たして賞品は――??!!
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