裏道万屋の事情
輝さん達の所へ行こうと思ったけどちょんまげにしっかり肩を組まれている。


腕も使えないしどうすれば……。



『…離してくれません??』



ぇえいっ!!

こうなったら直球勝負だこのヤロー!!!!!!



「嫌だ。」

『離してよ。』

「嫌。」

『離せ………























っつってんだろこのちょんまげ!!!!!!』



――ゴンッ!!!!!!――



「い゙っ―――!!!!」



あたしはちょんまげの顎に思いっきり頭突きをかました。



ちょんまげは顎を押さえてうずくまった。





今だ!!!!!!


ダーッシュ!!!!!!










しかしちょんまげに駆け出しかけたあたしの右のくるぶしを掴まれた。



――ビターン!!!!――



あたしは顔面から盛大に倒れた。



ってか痛ぇぇぇえっ!!!!


顔面から転ぶとか芸人かあたしは???!!!



まさか鼻血出てないよね??!!

マジ痛いんですけど!!!!



『う…何すんだよ??!!』

「それこっちの台詞だから!!あーいてて…俺のきれいな顔で顎割れたらどーしてくれんの??」

『良いじゃんケツアゴおもしろいよきっと。』

「俺は自分にユーモアは求めてません!!!!!!」



知るかよ!!!!

っつーか足離せっての!!!!!!
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