裏道万屋の事情
結局またお祭りの人混みの中に逆戻り。



つーかみんな忘れてるだろうけどさ??





下駄が戻ってきたのは良いとしても、あたしまだ足痛いんですけど??



『で………そろそろ説明してくれませんかね??』

「んー??何を??」

『だぁから…お前は何者なんだっての!!!!』

「冗談だよ、そんな怒らなくても覚えてるって。」



なんでわざわざ不快感を与えるかなーこの人は…





ちょんまげはピンクのゴムを外しながら言った。



「俺は『万屋』の支倉 響(ハセクラ キョウ)。ある依頼を受けてるんだ。」



あー癖ついちゃったかなー、と言って前髪を気にしているこの人。



へー、万屋なんだぁ〜。



へぇえ〜〜〜。




































『ぇえええええ〜っ???!!!』



万屋っ?!

万屋ってあの万屋??!!



ってか何!!!!

万屋って他にもあったの?!



そんなメジャーなものだったの???!!!





聞いてないよ輝さんっ!!!!
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