裏道万屋の事情
『大丈夫??』

「あっはい。ありがとうございました!!」

『良かったーじゃあ気を付けてね!!』





「あ、あの!!」

『「??」』

「もし良かったらお礼させてください!!」

『いーよいーよお礼なんて…これからお昼ご飯食べてすぐ仕事だし。』

「じゃあお昼ご飯奢ります!!」

『え?!』

「どこで食べるんですか??」

『いや…あっちのお店だけど…』

「行きましょう!!」



えー??!!

何この子めっちゃ強引〜!!



あたし達はその女の子に背中を押されてお店に向かった。

































「あの2人、見覚えあると思ったらあの海の家の従業員だ。」

「一緒に後ろにいたやつ、男のくせにちょっと女々しくて弱そうだったな。」

「ふんっ…今に見てろよ…!!」




















――穏やかな海に嵐が近付いていることなど、



あたしには分からなかった――



教訓22... -end-
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