裏道万屋の事情
次の日の昼下がり、いつものように働いていると――
「あっ、ナオ!!」
『ヒナ!!』
お店にヒナがやって来た。
「ナオ、嵐は??」
『嵐??今は裏で洗い物でもしてるんじゃないかなぁ。』
「そっかぁー…あとどのくらいすれば会える??」
『うーん…もうすぐ休憩が入ると思うけど…。ちょっとオーナーに聞いてくるよ。』
「本当っ?!ありがとー!!!!」
あたしは裏の方へ行った。
そして入ったところで立ち止まる。
何だろ…
何か、もやもやする。
…ヒナが嵐に会いたがってることに対して――
…でも、実際ヒナを助けたのは嵐な訳だし、ヒナが嵐に会いたがるのは当然か。
あたしってば何考えてるんだろう。
さっさとユウさんに休憩のこと聞いてこよう。
『ユウさーん。』
「あぁ、どーしたナオ??」
『嵐ってあとどのくらいで休憩入ります??』
「アラシは今ある洗い物済んだらだな。あと、今ちょっと混んでるからナオの休憩はアラシが終わってからでも良いか??」
『あ、分かりました。』
「悪いな。もうひと頑張り頼むわ!!」
『はい。』
そういえば、嵐と休憩別々って初めてだな。
まぁ混んでるなら1人ずつ休憩は仕方ないか。
「あっ、ナオ!!」
『ヒナ!!』
お店にヒナがやって来た。
「ナオ、嵐は??」
『嵐??今は裏で洗い物でもしてるんじゃないかなぁ。』
「そっかぁー…あとどのくらいすれば会える??」
『うーん…もうすぐ休憩が入ると思うけど…。ちょっとオーナーに聞いてくるよ。』
「本当っ?!ありがとー!!!!」
あたしは裏の方へ行った。
そして入ったところで立ち止まる。
何だろ…
何か、もやもやする。
…ヒナが嵐に会いたがってることに対して――
…でも、実際ヒナを助けたのは嵐な訳だし、ヒナが嵐に会いたがるのは当然か。
あたしってば何考えてるんだろう。
さっさとユウさんに休憩のこと聞いてこよう。
『ユウさーん。』
「あぁ、どーしたナオ??」
『嵐ってあとどのくらいで休憩入ります??』
「アラシは今ある洗い物済んだらだな。あと、今ちょっと混んでるからナオの休憩はアラシが終わってからでも良いか??」
『あ、分かりました。』
「悪いな。もうひと頑張り頼むわ!!」
『はい。』
そういえば、嵐と休憩別々って初めてだな。
まぁ混んでるなら1人ずつ休憩は仕方ないか。