裏道万屋の事情
公園の近くにある商店街を歩いていると、コンビニから出てきた輝さんに遭遇。


『あ、輝さん!』

「…おう、お前か。何だ、どこ行ってたんだ??」

『ハッスルをしにちょっとそこまで☆』

「…は??ま、いーや。」


って良いんかいっ!!そっちから聞いてきたくせに!!
冷たいな!!!!

ってかこの人今絶対、

「…は??ま、(返しめんどそうだから)いーや。」

って感じだべっ!!
くっそ〜〜〜… 


「あ、そーだコレ。」


輝さんがあたしの頬に何か押しつけてきた。


『へっ??ぅゎちべたっ!!』

たったさっき動いてきたばかりのほてったあたしの頬に、一気に冷たさが染み渡った。



頬に押しつけられたそれは袋に入ったソーダ味のアイスキャンディー。


さすがに冷たさで頬がジンジンしてきたので、あたしはそのアイスキャンディーを受け取った。
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