裏道万屋の事情
七瀬川家に着き、愛羅は七瀬川さんを含めたみんなに今回のことを説明した。
もちろん、縛られた生活にうんざりしているということから松風 蓮の事まで 、全て包み隠さずに。
「愛羅。お前の気持ちはよく分かった。だが、結果はどうあれ誘拐されそうになったことは事実…。やはり、お前を付き添いなしで出掛けさせる事はできない。」
「………。」
「…だが、万屋の方達と一緒なら、別に家の者を付ける必要はないな。」
「……っ!!お父さま、それって……?!」
「万屋の皆さん。」
七瀬川さんがあたし達の方へ向き直る。
「こんな娘だが、これからも仲良くしてやってくれないか??」
『はいっもちろんです!!』
「まぁ別に構わねぇが。」
「愛羅ちゃん今度家にも遊びにおいでー。」
「はい!!これからもよろしくお願いします!!!!」
「それと…愛羅。」
「はい??」
「私はお前がそこまで言う男に会ってみたい。今度一緒に会いに行くぞ。」
「……はいっ!!!!」
『愛羅良かったね!!』
「これも菜子達のおかげです。本当にありがとうございました!!」
「私からも礼を言わせてくれ。ありがとう。君達に頼んで本当に良かった。良かったらまた家にいつでも来てくれ。」
「いや、俺等は言われたことをただやっただけだ。まぁまた何かあればいつでも依頼してくれ。」
『また来ます!!』
「じゃぁ僕達はこれで。」
あたし達は玄関に向かう。
「菜子!!」
『ん??何??』
愛羅が耳打ちしてきた。
「今度は菜子の恋のお話聞かせてくださいねっ?!」
『いやーあたしそちらとは全くの無縁でして…。』
「またまたそんな隠さなくても〜……。はっ!!もしや桜庭さんとか…?!」
『いやないからそれ断じてないから天地が引っ繰り返ってもないから。』
愛羅のその考え、
恐すぎる。
もちろん、縛られた生活にうんざりしているということから松風 蓮の事まで 、全て包み隠さずに。
「愛羅。お前の気持ちはよく分かった。だが、結果はどうあれ誘拐されそうになったことは事実…。やはり、お前を付き添いなしで出掛けさせる事はできない。」
「………。」
「…だが、万屋の方達と一緒なら、別に家の者を付ける必要はないな。」
「……っ!!お父さま、それって……?!」
「万屋の皆さん。」
七瀬川さんがあたし達の方へ向き直る。
「こんな娘だが、これからも仲良くしてやってくれないか??」
『はいっもちろんです!!』
「まぁ別に構わねぇが。」
「愛羅ちゃん今度家にも遊びにおいでー。」
「はい!!これからもよろしくお願いします!!!!」
「それと…愛羅。」
「はい??」
「私はお前がそこまで言う男に会ってみたい。今度一緒に会いに行くぞ。」
「……はいっ!!!!」
『愛羅良かったね!!』
「これも菜子達のおかげです。本当にありがとうございました!!」
「私からも礼を言わせてくれ。ありがとう。君達に頼んで本当に良かった。良かったらまた家にいつでも来てくれ。」
「いや、俺等は言われたことをただやっただけだ。まぁまた何かあればいつでも依頼してくれ。」
『また来ます!!』
「じゃぁ僕達はこれで。」
あたし達は玄関に向かう。
「菜子!!」
『ん??何??』
愛羅が耳打ちしてきた。
「今度は菜子の恋のお話聞かせてくださいねっ?!」
『いやーあたしそちらとは全くの無縁でして…。』
「またまたそんな隠さなくても〜……。はっ!!もしや桜庭さんとか…?!」
『いやないからそれ断じてないから天地が引っ繰り返ってもないから。』
愛羅のその考え、
恐すぎる。