私に起こる全てのこと
第一章
▼最低のクリスマス
「はぁ〜...」
今日はクリスマス•イブ。目が悪くなりそうなぐらい眩い光を放つイルミネーションや馬鹿の一つ覚えみたいに流れまくるクリスマスソング。
それに他人の目を気にせず、寧ろ見せつけるかのようにイチャイチャするカップル。
浮かれに浮かれている世間を横目に、私はコンビニで働いている。
ー私だってそっち側の人間だったはずなのに