語り話
ミズギ《わほー!
   さすが我がチャットの紅一点!
   かわいいじゃないか!(゚∀゚ゞ)

ワシ《やー、俺は知ってたよ
  まおちんは可愛いって(*^ー゚)

ミズギ《急にかっこつけるな
   このイケメンが(--#)

マオ《二人とも何を言ってらっしゃる…
  やはり…僕の顔を見て目が腐ったか(´・ω・`)

周りが盛り上がる中、僕は惚けていた。

彼女は僕の予想を超えていた。

マオ《だーもー!
  僕の顔のことはおいといて!
  名無しくんがまだ残ってるお!(`・ω・´)

名無し《え、僕も?

僕は怖かった。

彼女に幻滅されるのが。

ミズギ《せや!せや!
   名無しもあげないとフェアじゃない!

ワシ《一人だけ逃げるのは
  よくないよー( ̄^ ̄)

マオ《は・や・く!は・や・く!(ノ^^)ノ



━━━━━。



僕は声を出せなかった。

この人達なら平気なんだと。

僕は初めて自分を教えた。

みんなは迎え入れてくれた。

彼女も笑ってくれた。

これをきっかけに僕の中で彼女への感情が動き始めることになる。



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