黒田さんと山海くん
*****4時間後*****
退屈な始業式も終り、ポスターも部室においてきたから外にお昼ご飯食べに行こう!って思った時斜め前の席の子が話しかけてきた。
「あの、黒田さん。一緒にお昼ご飯食べに行きませんか?」
「え?あ、うん。」
びっくりした。でも断る理由も無いし、何人かとは仲良くなりたいから返事をした。
「え!いいの?」
「うん。」
「よかった。断られるかと思った~。私、里見紗樹(さとみさき)よろしく!」
「黒田美麗です。よろしくお願いします。」
「美麗って呼んでいい?私のことは紗樹でいいから」
「うん。紗樹よろしく!」
この後二人で相談して、最近できたオムレツがおいしいと話題の店に行くことにした。
「おまたせしました。オムレツです。」
店員さんがそう言ってきてオムレツを運んできた。
「おいしそうだね!」
「うん!」
・・・おいしい!
私が美味しくてどんどんたべていると、紗樹が質問してきた。