黒田さんと山海くん

*****4時間後*****


退屈な始業式も終り、ポスターも部室においてきたから外にお昼ご飯食べに行こう!って思った時斜め前の席の子が話しかけてきた。


「あの、黒田さん。一緒にお昼ご飯食べに行きませんか?」


「え?あ、うん。」


びっくりした。でも断る理由も無いし、何人かとは仲良くなりたいから返事をした。


「え!いいの?」


「うん。」


「よかった。断られるかと思った~。私、里見紗樹(さとみさき)よろしく!」


「黒田美麗です。よろしくお願いします。」


「美麗って呼んでいい?私のことは紗樹でいいから」


「うん。紗樹よろしく!」


この後二人で相談して、最近できたオムレツがおいしいと話題の店に行くことにした。


「おまたせしました。オムレツです。」


店員さんがそう言ってきてオムレツを運んできた。


「おいしそうだね!」


「うん!」


・・・おいしい!


私が美味しくてどんどんたべていると、紗樹が質問してきた。

< 5 / 76 >

この作品をシェア

pagetop