DNA
そしてテーブルにつき母が作ってくれた目玉焼きと野菜炒めを食べながら、ローカルニュースをぼんやりと眺めていた。

「うぉやっべ」

そんなことを言いながらリビングに入って来たのは中学3年生の弟(智希)

「早くしないと遅れるよー」

「だから急いでんじゃん」

母に対してそんなことを言う智希。

そして支度を終えたのかテーブルにつきご飯を食べ始めた。

「ちゃんと食べなよ」

と、私が言うと

「はぁ?姉貴に関係ないだろ。
黙っとけよ」

「関係なくないし。ホントむかつく。」

「知るか」

そう言って智希は学校へ出かけて行った

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