王子様は13歳
そんな留貴に、ドキドキしっぱなしの私。
留貴は、10こも年下なのに、ありえない!
ずっと、ずっと弟みたいだと思ってたのに…。
「留貴も、私にドキドキしたりするの?」
「そりゃ、好きだったらね」
「じゃあ…私、留貴の事好きなのかな?」
「そんなの、俺に聞かないでよ」
留貴って、こんなに輝いて見えたっけ。
こんなに、愛おしく思える存在だったっけ。
ただの弟。
それしかなかったはずなのに。
「私…。 留貴の事、好き」
留貴はビックリして、アイスを落とした。
「何やってんの?」
「まどかが変な事言うからだろ。 弟として好きっていうオチ?」
「ち、違うよ! 留貴の事、男として好きって言ってんの!」
留貴は顔を真っ赤にしている。
「顔真っ赤だよ、留貴」
「まどかのせいだろ」
そっか…。私のせいなのか。
「留貴、可愛い」
「可愛くないよ」
「じゃあ、カッコイイ」
「それなら良し」
と留貴は笑った。
留貴は、10こも年下なのに、ありえない!
ずっと、ずっと弟みたいだと思ってたのに…。
「留貴も、私にドキドキしたりするの?」
「そりゃ、好きだったらね」
「じゃあ…私、留貴の事好きなのかな?」
「そんなの、俺に聞かないでよ」
留貴って、こんなに輝いて見えたっけ。
こんなに、愛おしく思える存在だったっけ。
ただの弟。
それしかなかったはずなのに。
「私…。 留貴の事、好き」
留貴はビックリして、アイスを落とした。
「何やってんの?」
「まどかが変な事言うからだろ。 弟として好きっていうオチ?」
「ち、違うよ! 留貴の事、男として好きって言ってんの!」
留貴は顔を真っ赤にしている。
「顔真っ赤だよ、留貴」
「まどかのせいだろ」
そっか…。私のせいなのか。
「留貴、可愛い」
「可愛くないよ」
「じゃあ、カッコイイ」
「それなら良し」
と留貴は笑った。